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社長のリフォームブログ

最近、問い合わせが増えている内窓工事、実際どうなのか?

今年に入って、内窓取り付けのお問い合わせが急増しまして、

問い合わせの8割りは、

「内窓を付けたい」

「補助金を利用して内窓工事はいくらか?」

などとなっております。

 

ただ、詳しくご説明すると、その先に進まない方も結構いるのも事実です。

ではなぜ、そうなるのか?ご説明したいと思います。

 

 

内窓の補助金は、新しいものではない

実は、今年から、住宅の省エネリフォーム補助金に、

「先進的窓リノベ事業」というのが、加わりました。

みなさん、今年から補助金が始まったと思っている方も多いのですが、

実は、内窓を付ける補助金は、2009年から、住宅エコポイントとして、

やっておりまして、すでに10年以上前からやっております。

当時は、ポイントで付与されて、その分の専門の買い物や商品券で支払われたりしてました。

震災後は、震災復興がついたり、特に消費税が上がるタイミングで、

需要の冷え込み対策として、導入されたり、されなかったりを繰り返してました。

 

「先進的窓リノベ事業」は補助額も大きいが窓の単価も高い

今回は、「先進的窓リノベ事業」という補助額の大きな補助金が導入されて、話題になっているかと思いますが、

実は、その分、高断熱の内窓を使うことになり、窓自体の金額も高くなりますので、

実費負担としては、あまり変わらずで、

(実費負担がさほど増えずに、高断熱内窓が付けられるということはありますが)

だいたい、1か所10万円程度の実費は、いずれにしても必要になります。

 

内窓工事は、30万円かかる断熱工事

断熱は、本来は家単位ですが、最低限、部屋単位としても、

リビングだと3か所、30万円は、実費では必要です。

数万円の負担で済む話では、基本、ありませんので、その辺、ご承知おきください。

 

内窓は暖かくするのではなく暖房効率を上げる

で、勘違いしがちなのは、これって、部屋が寒いので暖かくしたい、

と言う話では無いのです。

内窓を付けても暖かくはなりません。

暖房効率、熱効率があがる、光熱費が安く済む、いわゆる省エネ工事ということです。

ですので、

厳密に言えば、光熱費と内窓工事にかかる費用を天秤にかけて検討するのが本来です。

部屋単位で考えると分かり易いので、

先ほどの、リビングに3窓で30万円

で考えると、

リビングの暖房にかかるエアコンの電気代、石油ストーブの灯油代が、

1年で3万円程度浮けば、10年で元が取れる省エネ工事と言うことになります。

 

内窓工事は、見栄え、機能じゃなく、損か得か

リビングの光熱費、いくらかかってますか?(冷房の電気代もいれてもいいです)

3万円程度、浮かせそうですか?

これは、何とも言えない金額です。

窓以外の床、壁、天井がスカスカだとしたら、逆に全然、効果が無い話かもしれませんので、

どのぐらい浮きますという計算が、ほぼ出来ないんですよね。

さらに、10年以上住めばまだいいですが、5年で引っ越すとなると、また話は変わりますし。

まずは、我が家の光熱費の計算、そして、リビングでどのくらい光熱費がかかっているかの感覚をもってから、

検討するのが本来ですので、そこから始めるのが本来の形かと思います。

 

最後に、

省エネ促進は、ご家庭の家計負担を下げるだけではなく、低炭素社会を目指す日本の施策でもあり、

CO2削減とか、化石燃料の消費を抑える目的でもあります。

そこも踏まえて、導入するかどうか、検討して頂ければと思います。

 

新年あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます

本年も、よろしくお願いいたします

 

今年の住宅リフォームの動向ですが、

コロナはまだ、真っ盛りなのですが、

社会活動は再開し、控えめだった住宅リフォーム、中古住宅購入など、

建築業界は、コロナ前に戻ることが予想されます。

 

〇リフォーム補助金

本年も、リフォーム補助金事業は、行われることになっております。

去年まで、国交省、経済産業省、環境省などが並立して、

窓口が別れておりましたが、

本年からは、窓口が1本となり、

事業者登録をしている会社のみでの受付になります。

(事業者登録は来週から受付になりますが、弊社も登録の予定)

 

〇材料、商品価格

円安は落ち着くとは思われますが、依然、燃料費などは急激に下がる要素はなく、

昨年、値上がりした商品、材料はこのままの推移が続くかと思いますが、

去年から続く値上がりラッシュは、今年は落ち着くかとは思いますし、

変動した価格や、不安定な掛け率などは、一定の数値に整理されてくるかとは思います。

 

〇中古住宅、マンション売買

こちらは、コロナ期間も、特に変化はなく、売買がありましたので、

今年も、前年同様の取引が続くかとは思います。

中古住宅流通は、基本的には不景気産業と言われ、

新築の代わりに中古住宅と言う方が一定以上いますので、

景気に左右されづらい流通かと思います。

 

 

パナソニック「わくわく新築・リフォームフェア」のご案内

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リフォームの需要が高まる冬を前にして、

パナソニックでは、ショウルーム企画がございます。

 増税後の買い控えに対応するため、さまざまな、販促企画が用意されておりますので、けして、

増税分、損すると言う事が無いような体制を整えております。

 

☆今回のイベント特典

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っと、増税後でも、損の無いような、ご提案をさせてもらっています。

 

その他、イベント企画としまして、

・コーヒードリップ講座

フラットホワイトコーヒーファクトリーによる、

話題の本格ドリップコーヒーをお楽しみください。

 

 

 

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・IH調理実演SHOW

実演販売士ナックル井上の、トリプルIHの比較実演販売です。

 

 

 

 

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・明日への手紙講座

実いざと言う時のための、

「エンディングノート」の書き方解説

 

 

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・縁日コーナー

実射的や輪投げなど、お子様向けの企画です。

縁日の雰囲気をお楽しみください。

 

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などを行っております。

 

ぜひ、10月以降の増税分もお得にリフォームが出来るよう、情報が満載ですので、

月末土日は、ショールームへお越しください。

 

〇日時:令和元年9月28日(土)、29日(日) 10:00~17:00

〇場所:パナソニックリビングショウルーム仙台(仙台本町三井ビルディング1階)

 

ご来場ご希望の方は、

弊社サイトのお問い合わせフォームを使って、お申し込みください。

↓↓↓

ご来場予約フォーム(弊社問い合わせフォーム兼用)

 

 

※添付書類 「わくわく新築・リフォームフェア」PDFファイル

201991513492.pdf

 

 

パナソニック「ラクテク フェスタ」のご案内

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先週のLIXILに引き続き、

パナソニックでも、ショウルーム企画がございます。

新年度を迎えて、各社、新商品などのお披露目の準備が整ったこの時期に、

展示会が相次ぎ行われますが、

やはり、こちらも、増税前の最後のチャンスとなる、

夏のリフォームに向けてのイベントとなっています。

 

人気の新商品の展示はもちろんですが、

パナソニックでは「ラクテク」と称して、

「ラクする

テクノロジー」

というキャッチフレーズのもと、家電総合メーカーならではの、

最新設備を押し出した展示会となっております。

 

今回のイベントでは、

・マルチワイドIHでおいしく!

ハーブを使ったクッキング体験を行っています。

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・「ラクテク」体験ツアー

「ラクテク」を実際に触れて、進化した設備を体験していただけます。

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などを行っております。

 

ぜひ、今期、

消費税増税前に、リフォームをお考えの皆さん、

今週末、土日は、ショールームへお越しください。

 

〇日時:令和元年6月8日(土)、9日(日) 10:00~17:00

〇場所:パナソニックリビングショウルーム仙台(仙台本町三井ビルディング1階)

 

ご来場ご希望の方は、

弊社サイトのお問い合わせフォームを使って、お申し込みください。

↓↓↓

ご来場予約フォーム(弊社問い合わせフォーム兼用)

 

「ラクテクフェスタ」PDFファイル

201963184438.pdf

 

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GWは住宅リフォームショールームへゴー!

あと1週間で、令和のゴールデンウィークということで、

長い方は、10連休という方もいらっしゃると思います。

今年、住宅、マンションのリフォームをお考えでしたら、ぜひ、

この連休を利用して、

住宅設備のショールームを訪れてはいかがでしょうか?

最新の住宅設備を実際体感したり、実物を見ることで、

取り入れるかどうか判断できるかと思います。夢も膨らみますしね。

ということで、ここでは、東北最大級の住宅設備機器メーカーのショールーム2か所を、

ご紹介します。

何と、この東北最大級のショールームは、仙台の中心部、1キロぐらいの所に隣接していて、

はしごも出来る距離だと、皆さん、知っていましたか?

そして、最大級だけあって、

ユニットバスやキッチンだけでなく、ドアや床材、外装材まですべて揃っていて、

部分的なリフォームでだけでなく、全面リフォーム、新築までできる住宅建材を見ることが出来ます。

 

仙台二大ショールーム

 

LIXILショールーム

LIXIL

こちらは、仙台で一番有名なビル、SS30の地下1階から2階の3フロアを使っている、

東北最大級の住宅設備機器ショールームです。

最大級だけあって、サンルームや門柱など、エクステリア商品まであります。カタリノアフター

 

☆便利ポイント

・家1軒分の住宅建材を1所で見ることが出来ます。

・子供コーナーもあります。

・ドリンクが無料です。

・駐車場は、南側SS30の車寄せから地下に入って、訪問者は無料チケットをもらえます。

 

連休中でしたら、ショールーム見学後、

SS30の最上階のレストランでお食事でもして帰ってはいかがでしょうか?

 

パナソニックショウルーム

LIXILのショールームの前、東二番町通りを北上して、中央通り商店街を超えたところ、

タワービルの向かいぐらいにある、仙台本町三井ビルディングの1階2階で、

東二番町通りに面してあります。

 

☆便利ポイント

・電機メーカーだけあって、照明器具の展示もある

・今話題のミクロの泡「酸素美泡湯」を体感できます

・IHクッキングヒーターによる調理実演が、毎週末随時行われています

・トイレはパナソニック製のトイレを使っていますので、買う前に体感できます

・ビルの裏にタワー駐車場がありますが、近隣のコインパーキングも利用可能

 

ちなみに、パナソニックでは、「ショールーム」とは言わずに、

「ショウルーム」と言います。

ショウのように見せるショウルームだからだそうです。

 

※ただし、こちらは、

2019年4月29日(月)〜2019年5月3日(金)は休業とのことです。

 

〇ショールームの賢い活用方法

 

・予約してから行く

流し見でしたら、プラッと行くことも出来るのですが、

流し見では、その商品の何がいいのか?どのぐらいの費用負担で導入できるのか?

など、まったくわからないと思います。

ちゃんとした説明を聞くにはコーディネーターを付ける必要があり、それによって、

そのメーカーの一押し、どこが違うのかなど説明を受けることが出来ます。

ただ、何も無しに説明を受けても、何から説明したらいいのかわかりませんので、

やはり、自分のお宅のキッチンやユニットバスをリフォームする前提で、

お見積りを作ってもらうための説明を受けた方がいいと思います。

 

・自宅の写真をスマホなどでも持っていく

本来であれば、図面を持っていくのが一番いいのですが、それが無くても、

専門的なことはわからなくても、例えば、キッチンでしたら、長さを測っていくとか、

スマホでもいいので写真を持っていけばよいかと思います。

それによって、わかる範囲で想定して、リフォームした場合の商品を提案することが可能になります。

 

・見積書、提案書を作ってもらう

これがあれば、実際、リフォームするときのたたき台としての商品がわかりますし、

お客様が、何が欲しくて、どの機能を気に入っているのかなど、明確になるので、

話が進めやすいです。

 

・ショールームに行く前に、まずはお宅を拝見させてもらう、そして同行する。

このように、

・流し見しただけでは何も入ってこない、

・出来るだけ、大きさを合わせる、

・可能不可能も含めて検討してから商品を見る、

・配置を変えることが可能か

など、より希望に合ったリフォームを検討するには、

やはり、私どもで一度、お宅を拝見させて頂いて、専門的な部分でも確認してからの、

ショールーム見積もりがより良いかと思います。

よく、お客様だけで、ショールームで見積もりをしてもらうこともあるのですが、

結局、実際、リフォームする段になると、改めて、もう一度、見に行かなければならなかったり、

どうじても、二度手間三度手間になることが多いです。

ショールームでは、つい、高いグレードの商品を見てしまうこともありますので、

ご予算がわかれば、私の方でそこに合わせて、セーブしたりしながら、

コーディネートを進めさせることも可能です。

リフォームの断熱工事

トータルリフォームでは、よく、断熱工事の依頼もあります。

古いお宅で、寒いので、リフォームのついでに断熱工事もやりたいというご要望なのですが、

まず、考え方を整理しますと、

この「家が寒いので、リフォームのついでに、、、」というのを考えてみたいと思います。

 

家が寒いので、、、

断熱工事をいくら行っても、部屋を暖めることにはなりません。

暖かくするには、暖房をより強くかける必要があります。

断熱工事は、暖かくする工事ではなく、暖房効率を上げる、省エネにする工事なのです。

 

新築だと、順番に施工していくので、一番都合のいいタイミングで、断熱工事をしますので、

どうせするなら、

より断熱性能が高い、より厚い断熱材で、より性能の高い材料を使うに越したことはありません。

断熱性能を上げた分、費用が掛かったにしても、光熱費を削減できるので、

新築住宅30年住むのであれば、全然、元が取れる話になります。

要は、元が取れるかどうかなのです。

なので、断熱工事に余計に費用をかけてしまうと、この、元が取れるということから、遠のいていきます。

 

もし、地球環境のためCO2削減に貢献したいというのであれば、断熱工事をするのはいいのですが、

それでも、工事で余計な解体、作り直しをした分、建材を無駄にしてしまうという環境には良く無くなる可能性はあります。

 

リフォームのついでに、、、

断熱工事は、実は、リフォームのついでにはなりません。

普通にリフォームを考えると、

出来るだけ壊さない、捨てない方が、安く済みます。

下地が壊れていなければ、クロスの張替え、フローリングは上張りするなど、

仕上げ材のみの工事の方が、費用はかからないで、見栄えをよくすることが出来ます。

これに、断熱工事もしたいとなると、

健全な下地を全部壊す、捨てる、

そして、断熱材を入れて、下地を作るという作業が、改めて、断熱工事のためだけに必要になります。

 

下地が壊れている、傷んでいるようであれば、作り直す必要があるので、

そのついでに断熱材を入れるのは、全然、いいのですが、

リフォームでは、断熱工事のためだけに下地を壊して作り直すと、

費用がかかりすぎてしまって、省エネでは元は取れません。

 

 

そもそも、断熱って何?

 

世の中にはいろんな断熱材がありますが、すべてに共通しているのは、断熱は、要は「空気」なのです。

普通に考えると、北風が吹くと寒い、夏は熱気が、、、っと、空気は熱を運ぶものだと思いがちですが、

それは、熱が空気を伝わっているのではなく、空気が動くことによって熱が運ばれるのです。

動かない空気は、熱を伝えづらいのです。

(これは、学問的に言うと、熱移動の3原則と言われる熱伝導、対流、熱放射のことで、

動いてはこぶは「対流」で、これがなければ、空気は熱伝導率は極めて低いということです。)

動かない空気を作るのが、例えば、発泡スチロールに閉じ込められてる空気、グラスウールの中の空気で、

断熱になっているのです。

 

あと、断熱性能が高いか低いかを簡単にわかる方法があります。

それは、手のひらで触ることです。

触って、冷たければ、断熱性能は低い、手の温かさを感じれば、断熱性能が高いと言えます。

それを考えると、

鉄やコンクリートは、冷たいので断熱性はない、

木や発泡スチロールは暖かいので断熱性能が高い、

そして、土壁、これは、冷たそうですので、やはり低いと言えるかと思います。

 

 

家はどこから熱が逃げるのか?

 

LIXILの内窓「インプラス」のカタログに、内窓工事が一番、効率的に断熱性能を上げることを説明するための、図があります。

これを見てわかるのは、

・窓からは全体の58%の熱が逃げており、内窓はただ取り付けるだけで、一番作業効率がよく、断熱できる。

・逆に、床は7%しか熱が逃げないので、どんなに断熱しても、7%にしかならないのに、床の断熱工事をするには、床板、下地を剥がして処分して、断熱材を入れて、また下地から作る必要がある、

ということです。

 

それと、

古いお宅が寒いのは、断熱材が少ないからなのですが、それよりも、もっと大きい要因があります。

それは、隙間風です。

先ほどの話の、空気の対流があるので、熱は逃げるのです。

古い家の壁に一生懸命、断熱材を突っ込んでも、土台回りや梁、桁のところや、窓回りに隙間があると、

意味がないです。

厚い羽毛布団をかけているのに、脇が浮いていてるのと同じことです。

 

 

リフォームの上張り効果

 

新築住宅ですと、改めて、新しい家に住むことになるので、案外、断熱性能を感じることが少ないことが多いです。

前の家より広くなったり、今の新築は全館暖房が標準ですので、家全体の温度を上げようとするので、

昔の茶の間だけ暖房を入れて、こたつで温まるより、温度自体は低かったり、寒々しい印象を受けたりするからです。

恐らく、省エネにしても暖房費用はさほど、変わらないかもしれません。

 

でも、今住んでいる住宅をリフォームすると、そのままの空間で温度変化を感じられるので、

リフォーム前と後でどれだけ暖かくなったかが分かり易かったりします。

それで、よく言われるのが、改めての断熱工事をしなくても、

リフォームで仕上げ材を上張りしただけで、全然、暖かくなった、ということです。

これは、実は、建材を上張りすることで、

例えば、壁は、大壁に石膏ボードを上張りすることで、空気層が出来たり、

フローリングを上張りすることで、木の厚みが増したり、古いお宅にあった隙間が、

埋められて、隙間風が入らなくなっての効果かと思います。

先にご説明したように、動かない空気は断熱層になりますし、

隙間による熱損失を防げるからかと思います。

 

もちろん、お客様のご要望ですので、このような説明をしても、

断熱工事をしたいという方もいますし、それはそれでいいですし、

リフォームなので部屋ごとに、例えば、リビングは断熱工事をするけど、個室は内窓だけとか、選んでも構わないです。

限られた予算で、いかに効率よくリフォームをするか、費用対効果を上げるかと、考えた時は、

このようなことも、考慮して、費用配分を考えるのも一つかなっと思います。

 

リフォームチラシの不思議

20年ぐらい前から、リフォームに特化する工務店が多く現れるようになり、

初期は、住宅リフォームの営業はチラシで公告するのがメインでした。

しかし、リフォームの場合、対象のお客様が限られますので、チラシをまいていると、

かなり費用対効果が悪く、

(スーパーのチラシは、誰でも買うし、誰でも対象になるので効率はいいですし、

そもそも、それに売り上げを頼っていない、必要経費だったりしますが)

当時の会社は広告経費倒れをしたのか、そのチラシもかなり少なくなりました。

しかし、最近、目に付くリフォームのチラシも、

同業者として、「?」、っと思う箇所がいくつかあります。

それは、お客様の方でも、そう感じているのではないでしょうか?

今回は、リフォームのチラシの不思議な部分、おかしい部分、実はこういう仕組みだ、

など、書きたいと思います。

 

キッチン、ユニットバスなどの価格が安すすぎる

比べるのが難しいリフォームでは、つい、商品単価の高い安いで、

この会社は安い、っと、商品単価で安さを感じてしまうかもしれません。

しかし、リフォーム会社は物品販売ではないので、

最終的には、工事費を含めたリフォーム金額で請け負いますので、

本来は、そこまでの価格で、比べなければなりません。

 

実は、リフォームの商品、ユニットバス、キッチン、洗面化粧台、、、は、メーカーから仕入れるのですが、

これが、他社より極端に安いということは、ありえません。

厳密に言うと、メーカーからは直接仕入れず、商社、問屋さんなどが間に入りますが、

もし、そのリフォーム会社が、極端に安く商品を仕入れられてたら、

他社は、「何でうちは高いんだ!、うちにも安く仕入れさせろ」

と、問屋さん、メーカーに詰め寄ることになるからです。

そもそもですが、年間何百棟以上、新築を建ててる住宅メーカーもありますので、

そこと比べると、リフォーム業は、小規模になりますし、すべてオーダーメイドとなると、

まとめて仕入れる、まとめて交渉するということも難しいので、

どのリフォーム会社でも、仕入れ価格には、ほとんど違いはないと思います。

っと言うことは、

商品を安く出している分、工事費を高くして、そこで利益を上げる、

と言うことが考えられます。

つまり、

チラシ広告の安い商品価格は、客寄せ、まずは、問い合わせをもらうための手段

と言えると思います。

これは、某大手家具屋さんなども、この手法を取っていますが、

家具屋さんの方は、商品が売れればいいので、

もしかしたら、本当にその価格で利益を出すのかもしれませんが、

それにしても、最終的には、取り付け費込みの金額がリフォーム代金となりますので、

そこの取り付け工事費は、実は高めになっているのが実情です。

 

トータルリフォームの価格

リフォームのチラシでは、よく、

「水回り4点一式、○○万円から~」

「外装塗装一式、○○万円から~」

「トータルリフォーム一式 ○○万円から~」

という文言を目にします。

これは、普通に考えても、まったく意味のない価格でしかないと思うのです。

まだ、

商品が決まっていて、さほど、違いがないような単体工事ならまだ、わからないでもないです。

たと言えば、ユニットバス、キッチン、洗面化粧台、トイレの交換など。

でも、これにしても、価格として出せるのは、

「一番安くできた場合」の単価だと思ってた方がいいと思います。

そもそも、家の古さや、現況で、お宅の様子は皆さん、違います。

その、お宅によって違う状況を想定して、追加でかかるかもしれない費用を加味した、

リフォーム金額と言うのを、チラシでは言えないと思います。

ですので、結局、一番、やり易いお宅の場合、費用が掛からない工事の金額になってしまいます。

でも、結局、最終的には、すべての状況を加味したお見積りに追加でなっていくわけで、

その追加部分を多く見られると、結局、最終的には高い見積もりになるかもしれません。

 

そう考えると、

「外装塗装一式」、「トータルリフォーム一式」に至っては、

ほとんど、参考に出来ない金額だと思います。

安く見せるために、参考のお宅の条件は、(25坪の場合)とか、小さく書いていますが、

これも、住宅としては一番小さい方の坪数です。

2階建てでは、この広さのお宅はほとんどあり得ないので、平屋の場合と言えます。

その他、「トータルリフォーム」に至っては、細かく言うと、

例えば、

和室を洋室にする工事、

給湯器もオール電化にする工事、

玄関土間はそのままなのか?

窓は全部交換する金額なのか?

などなど、まったくわからない内容です。

 

そう考えると、安くはないリフォーム費用、

労をいとわず、3社ぐらいのリフォーム会社から、

話を聞く、アイデアを頂く、工事範囲の考え方の相談をして、

リフォームの見積もりを検討する、

と言う、工程は、必要なのではっと思います。

なぜ?今?太陽光発電、、、やっと施工していい時になりました。

 

10年以上、前かと思います。

太陽光発電が、もてはやされて、私の方でも、取り扱い、導入のシミュレーション依頼、見積依頼が来ていました。

でも、当時は、弊社では結局、太陽光発電自体は施工までには至りませんでした。

 

なぜ、当時は太陽光をやらなかったか?

 

私の基準として、割のいい物ではなかったからです。

その理由は、

当時は、シミュレーションすると15年程度で元がとれる、という結果になったのですが、

 

私の基準

・元が取れると言えるのは、10年程度での話で、世の中、どのように変わるかわからないのを考えると、

15年程度では元が取れると言ってはいけない。

(100年では元が取れるとは言えないですよね、ある程度の期限が必要で、それは「10年ひと昔」っと考えていました)

・エコキュートと合わせて、10年で元が取れるという提案なら、

エコキュートだけやれば、7,8年で元が取れる。

なので、エコキュートの設置工事のみに変わった方はいます。

・設置した瞬間に、装置の天災等のリスクを負う事になる。

等が理由で、そもそも、お客様にはお勧めしておりませんでした。

 

結局、当時、施工していた太陽光発電設備は、

 

・電気の買取価格は、当時の方が断然高いのに、その分、設備費も同じだけ高い、

・補助金もあったのに、補助金分、高い、、、、

結局、高い買取価格や補助金は、全部、メーカーや設置業者の設備投資、利益になるだけで、

お客様は、単純に、

「15年で元が取れる」

と言う恩恵だけしか、受けていなかったということです。

結局、当時、太陽光発電が売れると思って、大量投資をした設置業者が乱立し、

国道沿いに店舗をオープン、CMを打ったり、プロ野球スタジアムに大型看板を設置した業者も有りましたが、

すべて、倒産してしまいました。

 

それが、最近になって、やっと、、、なのです。

 

やっと、「10年で元が取れる」

ぐらいにまで、価格が下がったのです。

補助金も無い、買取価格も下がっているのに。。。

つまり、

・太陽光パネルの価格が大幅に下がった。

・設置技術も向上し手間がかからなくなった。

と言う理由からです。

さらには、

天災保証もついているので、地震、台風で飛ばされても保証される。

っと、やっと、本来の一般の方が導入できる価格、元が取れる域に、最近になって達したことになるのです。

 

価格下落のポイント!

太陽光パネルの製造には、大規模な設備投資、大量生産体制が必要です。

10年前からの太陽光パネル製造で、やっと、ローコストで太陽光パネルを製造できるようになったのと、

今度は、そのラインを維持すべく、安く売らないと売れない、となって来て、

薄利多売の方向に向かっているのかと思います。

そもそもの国の補助金政策は、購入者のため以上に、設備投資のためでもあったと言えます。

 

最後に、、、

 

太陽光発電は、設置すれば、30年以上は問題なく発電すると言われています。

つまり、元を取った先でも、ずっと電気を産み続けてくれる、

買取価格が下がっても、今の設置コストだと、自宅用に使っても得をする、、、

これは、今だと導入する絶好の機会だと言えると思います。

 

っということで、

私の家も今、導入の検討を始めました。

(売ろうとしている人が自分も買おうと思っているのが、何よりの証拠ですね。)

 

※ちなみに、これは家庭用10Kw以下のシステムだけで、

それ以上の大きさの空き地設置などは、買取保証がない、進入禁止フェンスの設置義務など、

これだけ、価格が下がっても今でも、割は合わない投資になっています。

 

 

お問い合わせは、、、

弊社問い合わせページへ

「LIXILリフォームフェア2018東北」のご案内

日本最大の住宅設備機器メーカー、LIXILの、毎年恒例の、リフォームフェアが今春もあります。

ご存知の通り、LIXILは、

旧トステムを中心に、INAX、新日軽、サンウェーブなどが統合して出来た、日本でもトップクラスの住設メーカーです。

フローリングから、ドア、窓、外装材、水回り、タイル、エクステリアまで、

家一軒分の建材を提供しており、このメーカーだけで、家を建てられるほどです。

規模もそうですが、家一軒分の品ぞろえは、恐らく、世界にも無いと思います。

すべての住設機器の最先端が見られるリフォームフェアになりますので、

今年、リフォームをお考えの方は、一見の価値があると思います。

今回も、一般公開はされていなく、

招待券方式になっておりますので、本気の方がゆっくり見られる展示会になっています。

☆2018年5月12日(土) 10時~17時

      13日(日) 10時~16時

☆場所:夢メッセみやぎ

※招待券が無いと入場できません。ご注意ください。

お問い合わせは、弊社サイトのお問い合わせフォームから、

「招待券希望」とお申し込みください。

お問い合わせフォーム→www.housing-a.biz/contents/category/contact/

リフォーム会社の選び方—家を建ててくれた会社へ頼む?

最近は、大手の住宅メーカーが、各々、リフォーム部門を持つようになりました。

新築の会社と同族会社という事だと思います。

これらの住宅メーカーが運営するリフォーム会社が、リフォーム実績を伸ばしているところです。

 

では、なぜ、このような住宅メーカー系のリフォーム会社が売り上げを伸ばす事が出来ているのか?

それは、技術力?

同族会社で造った家なので経験的にもわかっているし、詳細まで理解しているから?

まあ、確かにそれは、あるのかもしれませんが、

最も大きな理由は、ズバリ、

新築施工会社から顧客名簿を貰っているから。

ですね。

この顧客名簿をもとに、営業をしているので、

元々の信頼感と、やはり、家を建てた会社なので詳しい、間違いないと思って、

施工を依頼する人が多いのかと思います。

お客様の方も、そのような同族会社には、敷居が低いのか、信頼をしているのか、

頼む傾向があります。

 

あからさまに、名簿を貰って、

「リフォームしませんか?」と言って回っているわけではありません。

定期検査と言う名目で、お宅に上がり、営業をしています。

つまり、新築住宅のアフターメンテナンスという事で、

営業をする事が出来るので、名簿を渡す新築施工会社も、手離れがよく、

機動力もあるという事で、喜んで名簿を渡しているのです。

 

で、その、定期検査で指摘されることは信じてしまっていないでしょうか?

塗装は10年に一回で、もうそろそろですよ、とか、言われていませんか?

アフターメンテナンス、定期検査と言っても、

そもそもの保証している部分、

構造と雨漏り

以外は、故障や壊れたなどあれば、もちろん、有償にての対応になります。

構造と雨漏りは、よほどのことでない限りは、10年未満で起こることはないので、

無償で、直すこともありません。

そもそも、10年未満で雨漏りを起こすような家は、建ててはいけませんのでね。

 

結局、大手住宅メーカーの子会社の、リフォーム部門のリフォーム業の営業手段になってるという事ですね。

 

そもそも、毎日、その家で暮らしていて、

そうそう、直すところなんて、無いですから。

何かあったら、お客様が、メーカーに直接とか、

冷蔵庫に張ってある広告などを見て、自分で電話して動けばいいだけなんです。

 

ですので、そのような会社は、定期検査という名目で、

仕事を探しているんですね。

 

〇築10年で外装の塗装は必要か?

よく、お客様からの問い合わせで多いのが、

”住宅メーカーの定期検査で、

「この家は10年以上経ったので、もうそろそろ塗装ですが?」

と言われたのですが、いくらかかるのか見てもらいたい。”

という事です。

一般的な住宅メンテナンスの教本や、住宅金融支援機構などでも、10年で塗装の塗り替えなどを推奨していますが、

これはあくまで、理想であり、また、お宅の置かれた状況にもよると思います。

そもそも、10年に一度、塗装してたら、持ち家には大変な維持費がかかるという事になってしまいます。

で、塗装仕上げの外装なら、まだ、塗装で追いかけるのはわかるのですが、

サイディング張りのお宅にまで、そのようなことを言っているようです。

サイディングは、

工業製品で工場塗装されているものです。

恐らく、今のサイディング製品では、30年ぐらいは、持つと思います。

もちろん、その前に、色あせや白化、部分的に劣化してくることはあると思いますが、

現場塗装よりはよっぽど、耐候性の高いものです。

ましてや、それで雨漏りを起こしたり、補修不可能な状態になるのは、裕に30年以上はかかると思います。

新築10年後に塗装すると言うのは、かなり強引な気はします。

塗装した途端、

今度は、その塗料の耐候性で次の塗り替え時期が決まり、

どんどんサイクルが早くなってきてしまいますし。

 

〇ユニットバスの工事は、系列会社しか出来ない?

”もうそろそろ、ユニットバスの交換をしたいと思って、

建ててくれたメーカーに相談したら、

「そのユニットバスは、他社では交換できません、系列リフォーム部門でしか無理です。」

と言われたのですが、本当ですか?

 

このご相談も、多いのですが、これも間違いですね。

これは、プレハブ系の会社の住宅でよく言われますが、

実際のところ、ユニットバスを作っているのは、住宅メーカーではありません。

住宅機器メーカーです。

そこの商品は、自由に出回っていますし、

そもそも、そういう住設メーカー側が、普通のリフォーム業者でも可能ですよ。っと言っていますので、

どこの会社でも可能な工事なのです。

ただ、一般的な木造術宅とは建物の構造が違いますので、そこは、注意が必要ですが。

 

一流最大手の住宅メーカーのリフォーム部門でも、

こなような言い切り方をすることはよくあります。

そもそも、施工数などで、自信をもっているので、そのようにお客様に説明をしているのだと思いますし、

お客様の方も、気持ち的に安心するのかもしれませんが、

工事の中身は、実は変わりません。

大手プレハブメーカーでも、地元の大工さん、設備屋さん、電気屋さんを使っていますので、

弊社と同じ、業者が、結局、工事をしていることもあります。

 

このような、大手住宅メーカーの子会社のリフォーム会社ですが、

・普通のリフォーム会社よりも割高。

自ら、「少し割高です」っと、はっきり言っている営業担当もいます。

それは、広告宣伝費だったり、下請け、孫請けに工事を出して、確実に利益を上げる、

大手ならではの管理経費だったり経営戦略だったりします。

 

・小規模工事(200万円以下程度)の工事は、しないようにしている。

これも、経費倒れするリスクがあるので、小規模工事はしないようにすると言うのが、原則です。

リスク、効率を考えて、あえて、無理して小規模リフォームには手を出さないという事です。

 

などですが、もちろん、ブランドイメージで工事を頼んでもかまいません。

でも、メリットデメリット、得手不得手は、ございますので、

その辺も考慮して、ご検討された方がよろしいかと思います。