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2017年07月

リフォームの施主支給品

最近は、ネット販売なども普及して、

お客様が直接購入できるリフォーム商品も多くなってきています。

例えば、照明器具とか、棚板1枚まで、ネットで購入可能です。

キッチンなんかも買えたりします。

建築会社によっては、施主支給品の利用を制限したり、追加管理費などをとる会社も多いと思います。

弊社では、それは自由です。

なぜか

新築物件ですと、建物全体を責任施工で建てますし、引渡しまでは、お客様に所有権が無い、

デザインの統一性、工事管理の都合などがあるのですが、

リフォームに関しては、要は、頼まれた部分を工事するという立場ですので、

「そこは頼まない。」

というだけの話だからです。

そもそも、リフォームは、お客様ご自身で出来ることは自分でしてもいいのです。

色を塗ったり、棚板を付けたりとか、住まいながら直してもいいのです。

大工さんでないと、電気屋さんじゃないと出来ない工事を専門家に頼む。

そして、トータルの現場管理をリフォーム会社に頼む。

と言うスタンスでいいと思います。

お客様の方が安く手配できるのであれば、お客様でやっていただいて構いません。

例えば、

エアコン工事:

電気量販店などで、型落ち品などは安いですし、見て選べます。取付工事も定価制なので安いです。

畳の表替え:

ホームセンターでも可能です。イ草の選定などもある程度、出来ます。

網戸張替:

ホームセンターでも可能です。ご自身で持ち込めますので、出張料を取られずに、

材料費、施工費で済むので安く出来ます。

照明器具:

ネットにはあらゆる照明器具が売られています。普通のシーリングライトはもちろん、

アンティークの器具などは輸入品など直接買った方が安いです。

これらは、よく、施主支給となる商品です。

 

逆に、キッチン、ドアなど取付工事の伴う物、取り付け方などで選ばなきゃならないものは、

お客様が単独で買うのはほぼ、不可能で、どうしても、施工会社に確認事項が増えます。

間違って納品されても、責任が取れないこともありますので、

そこは無理せず、リフォーム会社を値切って、合わせた方がいいかもしれません。

リフォーム営業のジレンマ

大手や会社組織で営業しているリフォーム会社には営業担当と言う人がいます。

この人は、そのリフォーム会社が仕事を取るための人です。
 
以前、相見積もりで、3万円程度、うちの方が高かったので、
工事を取れなかったことがあります。
相手は、コテコテのリフォーム営業担当者らしいです。
(お客様から聞いたのですが)
決め手は、3万円安いだけでなく、
オプションも色々付ける、
その場でどんどん、バナナのたたき売り状態だったそうです。
 
さて、どうでしょうか?
その営業担当は、今月のノルマがあり、今回の工事を取らなければならなかったのか?
入ったばかりで、実績を社長なりに示したかったのか?
 
じゃあ、この営業担当は、利益が薄い分、
他の余裕のあるお客さんからは、高くとるのでしょうか?
それとも、自分の給料を下げて補うんでしょうか?
 
商品が決まっていて、どれだけ安く買えるかだったら、
価格ドットコムで、一番安く買えるところで買えばいいと思います。
 
しかし、
リフォームは工事も伴います。
まだ、商品が確定したわけではないのです。
工事で手を抜いて、後から調整も出来るのです。
 
不具合があったときに対応、後の保証も必要があります。
この営業担当は、その会社で仕事を取れなくなったら、
きっと、辞めるでしょう。
居なくなってしまいます。
 
この営業担当は、工事をどれだけ見てくれるでしょうか?
工事後まで付き合ってくれるでしょうか?
きっと、次の仕事を取るので精いっぱいなんじゃないでしょうか?
 
営業担当は、会社にとっては必要な存在かもしれませんが、
お客様にとっては必ずしも必要な存在ではないのではないでしょうか?
 
僕は、大局を見て判断しているつもりでいます。
 
この人には安く出して、この人は大人しいから、高く吹っ掛けようとは、
出来ません。
やらなければいけないことは、どのお客様も一緒ですし、
工事後のお付き合いも必要だと思うからです。
その現場、その営業だけ、取れればいいと言う工事をしていません。
 
1万円でも安く買えればいいと言うお客様の気持ちもわかりますが、
工事を伴うリフォームの場合は、
その1万円が、高くつくこともあるかもしれませんね。