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2017年08月

リフォーム会社の選び方—ネット社会以前

あなたは、今、家のリフォームをご検討中で、とりあえず、ネットで検索をして、このブログを見ていると思います。

今は、リフォームの情報も、夜な夜なネット検索で簡単に手に入れることができると思いますが、

それは、情報が簡単に手に入るというだけで、

リフォーム自体が昔より簡単に出来るようになった訳ではありませんし、

リフォーム会社の選定も、情報だけはすぐ手に入れることは出来るかもしれませんが、

結局、選ぶのは自分ですし、リフォームが上手くいったかどうかは、また、別の話だったりします。

では、どのようにしたら、このネット社会でも、

上手くいくリフォームをすることが出来るのか?そこまでお伝え出来たら、

失敗しないでリフォームが出来るのかと思いました。

まあ、私に頼むと上手くいく!!

と、まずは言いたいですが、恐らく、

お客様によって、考えも違いますし、結局、人間対人間ですので、

どこまで行っても、合う合わないと言うこともあると思いますので、

みんながみんな、私にリフォームを頼めばうまくいく、

っとまでは言いませんが。

 

昔のリフォームの頼み方

ネットなどでリフォーム会社の情報も無いという時代は、みなさん、どうやってリフォーム会社を探していたのでしょうか?

恐らく、

・知り合いの大工さん

・その家を建てた工務店

・近所で見かけた工務店、近所の工事をしていた工務店

・電話帳、チラシ広告

この4つの方法ぐらいでしょうか?

 

知り合いの大工さん

今でも、知り合いに建築関係の人はいるのですが、、、

と言う方は普通にいます。

実は、世の中の就労人口の半分ぐらいは、建築関係だと言う話もあります。

なので、知り合いの知り合いぐらいでしたら、建築関係の人はいると思います。

でも、そう言う方も、逆に、知り合いだからと言って、じゃあ、何百万もするリフォームを頼めるかと言うと、

必ずしもそうはいかない方が多いです。

知り合いだからこそ、高い安いも言いづらいし、もし、不具合があっても、言いづらいとか、遠慮しちゃうのも、わかる気がします。

あと、親の代からの付き合いがある大工さんと言うのも、じゃあ、自分たちの思い通りのリフォームを託せるかと言うと、

難しいところがあるかもしれません。

 

その家を建てた工務店

築10年程度でしたら、それもあり得ますが、2、30年経っているお宅ですと、それも難しいと思います。

というか、そこに頼んでも、特にメリットが無いと思います。

当時の大工さん、現場監督、設計者がいるという事でもないですし、結局、改めての話になると思います。

もしかしたら、社長さんはそのままかもしれませんが、当時、家を建てたことで、恩があるとかでしたら別ですが、

喜んで請けてくれると思いますが、社長の方は、家の建築の詳しい内容はわかってないと思いますので、

お客様のメリットは特には無いと思います。

 

近所で見かけた工務店、近所の工事をしていた工務店

結局、知り合いに建築関係の人がいなく、情報も無く、どこに頼んでいいかもわからない人は、

近所で工事をしている工務店の工事の様子を、ちょいちょい見に行って、

いい工事している、掃除が行き届いている、職人さんもいい感じそう、

と言うのを確認して、声をかけて、工事を頼むというのも多かったかもしれません。

今でも、工事をしていれば、時々、通りかかった人が声をかけて来たり、様子を見ている人もいます。

まあ、そういうのはお年寄りが多いんですけど。

 

電話帳、チラシ広告

90年代になると、リフォームのチラシが増えたと思いますが、

まだまだ、ネット環境も普及していなかった頃は、やはり、大手のリフォーム会社は、チラシを配って、

仕事を請けた時期がありました。

ただ、これも、結局、どうだったかと言うと、

当時、チラシをまいていた会社は、今となっては、倒産、廃業している会社が多いです。

なぜか?

リフォームの広告は、近所のスーパーと違って、必要としている人の数が圧倒的に少ないので、

チラシ配布では、費用対効果が悪いという事がわかっています。

広告に費用をかけ過ぎてしまって、回収できないまま、倒産する会社が多いのです。

確かに、近所のスーパーは大手ですし、そもそも、その広告を必要とする人、見る人は、すべての世帯の方だと思いますが、

リフォームをしようと思っている方は、何百軒に1軒程度だと思います。

それ以外の人にとっては、そのチラシは全く、不必要になって捨てられてしまっていると思います。

でも、リフォームをする側のお客様にとっては、

このチラシという情報は、わかりやすくて、有り難かったのかとは思います。

費用対効果は悪いにしても、

当時は、やはり、このチラシで仕事を取っていたリフォーム屋さんが、一番仕事をしていたと言う印象です。

 

などなど、

ネットも無かった時代は、なかなか選択の余地もなく、相見積もりを取ることも無く、

少ない情報の中で、リフォームを依頼し、

もし、ちょっと変だなと思っても、業者の言いなりで工事をしていたことが多かったのかと思います。。

 

それが、ネットでリフォーム会社を探せるようになってからは、

こういう場合はどうなんだろうと、疑問を持って、ネットで検索して、情報を得られるようになってからは、

お客様の方の情報量は、格段と増えて、

いろんな情報の中から、一番いいリフォーム工事を選べるようには、なったかと思います。

 

ただ、どこまで行っても、情報が増えても、結局、それを吟味して、

その中で、お客様が選ぶしか方法は無いと言う状況には、なるのかと思います。

更に言うと、

情報は、実は、無料ではないのです。

ネットは通信費以外は無料でも、広告、宣伝には費用がかかているのです。