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良い見積もり・悪い見積もり

よい見積書、悪い見積書(実例付)

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建築工事の見積書は、普通の方にはわかりづらいものです。
見積書ひとつで、その業者がきちんとした業者かどうか
ある程度判断できます。
ここでは、その見分けるポイントと共に、
見積書の見方などもご説明したいと思います。

見積書に出てくるわかりづらい建築専門用語 

「 材 工 」・・・材料代と施工費合わせて、という意味

例えば、鉄板屋根を葺く場合は、鉄板の金額と葺く手間代を合わせた金額。フローリング張りで材工とあれば、フローリング自体の値段と大工さんが張る手間を合わせた金額ですよ、と言う事です。

「 人 工(にんく) 」・・・1日の一人当たりの施工手間賃のこと

2人工とあれば、2人で1日かかる、1人でやると2日かかると言うことです。実は、金額は業種や地域によって違います。

「 足場掛払損料 」・・・工事が完成すれば撤去するけども、お金はかかるということ

「 小運搬 」・・・トラックなどが工事現場のすぐ隣に付ける事が出来ないせまい敷地などで、人が運ばなくてはならない場合、その分手間がかかるということ

こんな見積書の書き方をする業者は注意せよ

1:明細項目がない(超注意!!)

見積書は、階層分けされています。一番細かいのが小項目という明細部分。例えば、塗装工事であれば、軒天塗装、外壁塗装、建具枠塗装など、部署別に塗料も違えば金額も違います。これを、塗装工事一式でしか表現されていない場合。

2:単位が「一式」ばかり(注意)

場合によっては、一式と表現することがあります。しかし、ある程度の面積があれば単位は「m」「?」などになるはずです。

3:「材工」表示が多い(注意)

壁紙などは、内装屋さんが仕入れて持ってくるので「材工」はよく使いますが、実際に工事をする場合には、当然、材料を注文するのに材料の値段を出しますので、材料と手間は別に表記します。

4:商品の定価がわからない(注意)

住設機器(キッチン、ユニットバスなど)や建材メーカーの商品は定価が設定されています。見積書の備考欄にでも定価が記載されていればいいです。定価が記載されていない場合、「定価はいくらですか」と聞いてもいいでしょう。

5:商品自体がわからない(注意)

見積に入っている商品が、どこのメーカーのなんと言う商品かわからない見積は注意です。実際に決まってなくても、同等品などは、金額が決まっているのだからわかるはずです。

こういう書き方の見積書がよい!

※見積例をクリックすると拡大画像が開きます。
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(引用:財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター)

1:部屋名別の項目がある

リフォームは工事範囲を予算を考えながら進めていきます。部屋別明細があると、その部屋をリフォームしたときいくらかかるかわかりやすい。

2:「摘要」欄が詳細に記載されている。

摘要には、商品の仕様、寸法、商品名などが記載されます。また、この金額に補修費などが含まれる場合、記載されます。金額の根拠がわかり親切な見積書と言えます。
 

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