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2016年04月

賃貸と持家

よく議論になることですが、

・賃貸に住んでた方がいいのか?持ち家の方がいいのか?と、

・新築を建てた方がいいか、中古でもいいか?

 

まず、

○賃貸か持ち家か?

ですが、

そもそも、働き始めて、すぐ住宅ローンを組んで、家を買うと言う事は、ほとんどの方が出来ないと思います。

ですので、ほとんどの方は、実家暮らしでなければ、賃貸に入ると思います。

そのうち、結婚して、子供が出来て、、っと生活が進んで行くと思いますが、そこでどうするか?って話だと思います。

仮に、賃貸でも持ち家でも、月々の支払金額は同じと設定すると、

絶対、持ち家を持った方がお得だと、私は思います。

 

例え、それが、所詮、

・抵当権設定されている、

・家自体も劣化して、価値が下がって行く、

っと、マイナス面を挙げたにしても。

なぜなら、それで、少なくとも、土地が手に入るからです。

家自体は、劣化しますが、それでも50年は暮らせるからです。

仮に、ずっと、賃貸で、老後も暮らすとすれば、

家賃を支払えなくなれば、住むところは無くなります。

持ち家も、払えなくなったら終わりますが、定年などに支払期間を設定して、計画を立てればいい訳ですし、

支払期間は有限です。賃貸の場合は、死ぬまで払わないといけませんね。

ですので、

最初は賃貸に入るものの、賃貸に居ながら、

勤務年数を重ね、住宅ローンを組めるだけの社会的な信用を得る、

同時に、

新築なら土地探し、中古なら物件探しをするのがいいと思います。

結婚、家族と形も変わってくるかと思いますが、想定したり、現状に合せて考えればいい訳で、

少なくとも、支払った分が、土地なり建物として、形に残れば、

次の世代に引き継ぐことが出来ます。

 

熊本地震と住宅の耐震リフォーム

4月14日に起こった、熊本地震では、

震源地近くの住宅の被害はかなりあり、家屋の倒壊による死者が出てしまいました。

我が家は大丈夫か?

って、改めて思われる方も多いと思います。

 

平成12年に改正された建築基準法により、現在の耐震基準でも、

  • 頻繁におこる大きさの地震(震度5程度)に対しては建物の構造に損害がないようにする
  • 滅多に起こらないが大きな地震(震度7程度)に対しては、致命的な損害を回避し人命を保護するようにする

という基準で、耐震性能が設定されています。

 

つまり、今回のような局所的に震度7の地震があった場合、

家自体は倒壊寸前までなっても、人命は保護できる程度の強度ということです。

ちなみに、地震の揺れを表す震度は、「震度7」までしかありません。

どんなに大きくなっても「震度7」なんです。

 

今回の地震では、相当数の住宅が被害を受けましたが、

今回の揺れでは、新築のお宅でも、

一見、外観からは大丈夫だったように見えても、

建て替えを余儀なくされる程度の被害はあってもおかしくないと言う事です。

 

リフォームでどんなに補強しても、新築程度の強度には追いつかないと思われますので、

家自体は、使い物にはならなくなるのは、避けられないかと思います。

 

100年に1度起こりうるであろう、「震度7」の地震が起きた時は、

その上限の無い地震の揺れでは、

人命が守られれば、それで良しとしよう

 

っと、思っていただいた方がいいと思います。

それに向けての「耐震リフォーム」と、考えて頂ければと思います。