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2023年02月

スッキリでやってた「実家の終活」

朝の情報番組「スッキリ」で、実家の終活というのを特集してましたね。

空き家率が2割とか、そうなると、これも問題になって来ます。

80年代から90年代、日本が一番家を建ててた時代の家が、直面していますので、

件数も多いということですかね。

 

〇実際悩んでいる方の悩みをまとめると、

1,手がかけられないから、出来るだけ安くどうにかしたい

2,実家の思い出もあるので、それは残したい

3,火事や水漏れ、近隣への迷惑、苦情が心配

この辺じゃないでしょうか?

 

1,手がかけられないから、出来るだけ安くどうにかしたい

これですと、

不動産として、「現況売り」と言うのが良いと思います。

家をどうするかは、買った方が決める、中古住宅ではなく土地情報に載せることもあります。

家の老朽化や、住めるかな?というのは、売主が気にすることは無く、

買主の判断に任せるというスタンスです。

であれば、

乗ってない車をずっと持ち続けているようなものなので、

どんどん古くなる、固定資産税だけはかかる状態なので、

出来るだけ早く、不動産情報に載せてしまうというのが良いと思います。

費用は最低限、万が一住むパターンも想定しての、

雨漏りの補修、シロアリの駆除、などは、劣化を早めるので対応して、

外回り、庭の手入れ、家財道具の撤去などは、

安全性の確保、売る時の最低限の見栄えなどで対応して、50~100万円程度かけるぐらいで済むかもしれません。

 

2,実家の思い出もあるので、それは残したい

自分で住まないにしても、奇麗にして付加価値を付けて売るなどもこのパターンですかね。

この場合、水回り、内部だけでも500万円~

外装や窓などまで直すと、1000万円~

と、費用が掛かります。

売れれば、この費用も回収できるという考えもありますが、売れないと自己負担として残ってしまいます。

買主が購入後、リフォームをする場合は、自分の好きに出来ますし、

その費用は、住宅ローンとして安い金利で住宅を担保に借りることが出来ますが、

売主がリフォームする場合は、これが使えず、

現金負担、リスクが大きいのもネックですね。

 

3,火事や漏水れ、近隣への迷惑、苦情が心配

とりあえず、現況のままで残しておいて、ゆくゆく考えるという方も、

最低限の対応は必要かもしれません。

2か月に1回ぐらいは家に行って空気の入れ替え、

季節ごとにも雑草の処理、冬は凍結の対応など。

空き家となれば、侵入者がいるかもですしほっておくことも出来ませんね。

これも、1年で最低限、10万円程度、かかるかもしれませんが、

このような場合、誰に頼むのがいいか?近くに住む親せきに頼めるか?など、

悩む方も多いと思います。

 

まあ、こういう場合でも、弊社に相談して頂ければ、

まずは、どうするか?売った方がいいか、リフォームするか?から含めて、

最低限の空き家の管理などからでも、対応出来るかもしれません。

こんな場合も、ご相談いただければと思います。