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そのリフォーム、スケルトンや全面改装が必要かも?住まいの見直しポイント

住み慣れた家でも、年月が経つと暮らしにくさを感じる場面が出てくるものです。たとえば、動線が悪く使いづらい間取りだったり、収納が不足していたり。設備が古くなり、修理の頻度が増えてきたという声も少なくありません。

また、家族の年齢や人数の変化にあわせて、住まいを見直したいと感じることもあります。子どもが巣立ったあとや、今後の生活を考えて段差の少ない住まいにしたいといった希望が出てくることもあるでしょう。

そうしたとき、部分的な手直しだけでは対応が難しい場合があります。建物の構造にまで手を加える必要があるかどうかは、住まいの状態や将来の暮らし方によって異なります。

この記事では、スケルトンリフォームや全面改装がどんな住まいに適しているのか、そしてそれぞれの特徴や注意点についてお伝えしていきます。住まい全体の見直しを考え始めた方にとって、整理の手がかりになれば幸いです。

 

 

スケルトンや全面改装が必要になる住まいとは

家の中で気になる箇所が増えてきたとき、修理だけでは間に合わないことがあります。たとえば、表面を整えるだけでは解決できない構造面の傷みや、暮らしにくさの根本的な原因が隠れている場合もあります。

 

築年数が古く劣化が目立つ場合

長く住み続けた住宅は、見える部分だけでなく、床下や壁の中といった目に入りにくいところも傷みが進んでいることがあります。たとえば、水回りの配管が古くなっていたり、断熱材が効果を失っていたりすることもあります。このような状態を放置すると、住まい全体の性能に影響する可能性があるため、大きな工事が必要になることがあります。

 

間取り変更が大幅に必要な場合

家の使い方を見直したいとき、壁を取り払って広い空間をつくるような変更を希望することがあります。小規模な工事では対応が難しい場合、構造そのものの見直しが必要になることもあります。たとえば、家族が集まる場所を広くしたい、収納を増やしたいといった内容を実現するには、建物全体を見直す方が現実的なこともあります。

 

暮らし方の変化に建物が合わなくなったとき

子育てが一段落したあとや、ご両親との同居を考え始めたとき、これまでの間取りが今の暮らしに合わなくなることがあります。段差が多い、部屋が細かく区切られていて使いづらいといった課題がある場合は、間取りの再構成を含めた改修が必要になることもあります。これにより、今後の生活に合わせた住まいを整えやすくなります。

 

 

スケルトンリフォームと全面改装の違い

どちらも大がかりな工事を伴いますが、スケルトンリフォームと全面改装では工事の進め方や範囲に違いがあります。暮らしの変化にあわせて住まいを見直す場面では、それぞれの特徴を知っておくと状況に応じた整理がしやすくなります。

 

構造体を残すかどうかが大きなポイント

スケルトンリフォームでは、室内をすべて解体し、柱や梁などの構造部分だけを残して一からつくり直します。間取りや断熱性能、設備配管まで、住まいの中身を根本から整える工事になります。一方で全面改装は、間取りの一部変更や設備更新を含みながらも、建物の骨組みまで手を加えるとは限りません。外側を残しつつ内部を整える改修が中心となります。

 

それぞれの工事範囲と内容

スケルトンでは天井や床、壁の下地まで取り払い、構造以外をまるごと再構築します。この工事では、配管や断熱材、配線なども同時に手直しがしやすくなります。反対に、全面改装ではキッチンや浴室、内装材の更新が主で、もとの間取りや骨組みを活かす形で進めることが多くなります。そのぶん、工期や費用を抑えやすいこともありますが、自由度には限りが出ることもあります。

 

費用・期間・メリットの比較

工事にかかる予算や日数は、建物の状態や工事内容によって大きく変わります。スケルトンリフォームは手間がかかるぶん費用が高めになる傾向がありますが、住まいの性能を一から整えられる利点があります。全面改装はそこまで大規模にはならない分、準備や工事の負担を比較的抑えやすくなります。それぞれの特徴を知ったうえで、自分たちの暮らしに合わせた住まい方を整理しておくと安心です。

 

 

リフォームでスケルトンを選ぶメリット

スケルトンリフォームは大規模な工事になりますが、それに見合うだけの利点があります。間取りや設備の更新にとどまらず、住まいの内部を一新できる点が大きな特徴です。

 

断熱・耐震性能の見直しができる

内部をすべて解体することで、外からは見えない部分にも手を入れやすくなります。たとえば、壁や床に断熱材を入れ直したり、耐震補強を行ったりすることが可能です。見た目の変化だけでなく、住まいとしての安心感や性能を整えやすくなります。長く住むことを考えるなら、こうした見直しができる点は大きな意味を持ちます。

 

間取りの自由度が高まる

柱や梁といった構造を残してすべてを解体するため、間取りの制限が少なくなります。広いリビングをつくったり、収納スペースを増やしたりといった希望にも柔軟に対応しやすくなります。もとの間取りに縛られないため、今の暮らし方に合わせて住まい全体を整えやすくなるのが特長です。

 

配管や電気系統も一新できる

築年数が経った家では、水回りや電気まわりに不安を感じることもあります。スケルトン工事では、そうした設備を見直すことができるため、トラブルのリスクを減らしやすくなります。とくに給排水管や電気配線は、古いままだと後から不具合が出やすいため、工事のタイミングで整えておくことが安心につながります。

 

 

全面改装が向いているケース

住まいの一部ではなく、全体に手を入れたいと感じる場面があります。そんなときに考えられるのが、全面改装という方法です。間取りや設備、内装を大きく見直すことで、これからの暮らしに合わせた整え方がしやすくなります。

 

現状の間取りや設備に強い不満がある場合

住み続ける中で、家の使いづらさを強く感じることもあります。たとえば、キッチンが狭い、収納が足りない、家事の動線が不便といった悩みが長く続いていると、部分的な工事では対応しきれないことがあります。全面的に見直すことで、こうした日々の困りごとをまとめて解消しやすくなります。

 

将来を見据えたバリアフリー化などの整備

年齢を重ねるにつれて、家の中での動きやすさが気になってくる方も多くいます。段差をなくしたり、手すりを設置したりといった対策は、ある程度の工事が必要になります。床材や扉の幅なども含めて整えることで、将来も安心して暮らしやすい住まいに近づけることができます。

 

家族構成の変化に対応したいとき

家の使い方は、家族の人数や暮らし方によって変わっていきます。子どもが独立して部屋が余ってしまったり、親と同居を始めたりするタイミングでは、住まいの形が今の暮らしに合わなくなることもあります。全面的に住まいを見直すことで、家族全体が過ごしやすい空間へと整えることができます。

 

 

費用・期間・注意点を比較して検討する

リフォームを進めるうえで、工事にかかる金額や日数、準備しておきたいことは気になる部分です。特に大きな改修になると、暮らしへの影響も避けられないため、あらかじめ内容を整理しておくと落ち着いて進めやすくなります。

 

費用相場と予算設定の考え方

まず知っておきたいのが、おおよその費用です。スケルトンや全面的な工事になると、建物の状態や広さによって費用の幅が広がります。設備の入れ替えや内部の補修が必要な場合は、追加費用がかかることもあるため、見積は一度ではなく複数取り寄せて比較するのが安心です。どこにどれだけ費用がかかるのかを明確にしたうえで、無理のない計画を立てることが大切です。

 

工期の目安と暮らしへの影響

一般的に、スケルトンリフォームは2〜3か月、全面改装であれば1〜2か月ほどかかることが多くなります。ただし、建物の傷み具合や天候、資材の調達状況によって工期が延びることもあるため、余裕を持ったスケジュールを考えておくと安心です。工事が始まると音やホコリが出ることもあるため、生活に支障が出ないような準備もしておきましょう。

 

工事中の住まいと仮住まいの検討

住みながらの工事が難しい場合には、一時的に別の場所で過ごす必要があります。仮住まいを確保するには、引っ越しや荷物の整理も伴うため、なるべく早めに段取りをしておくとスムーズです。とくに、家具や家電の一時保管先についても事前に考えておくことで、工事の妨げになりにくくなります。家族全員が安心して過ごせるよう、暮らしの流れに沿った準備を進めていくことが大切です。

 

 

リフォーム前に確認しておきたいこと

大がかりなリフォームを行う前には、事前の準備がとても大切です。進め方を決める前に、今の住まいや将来の暮らし方について、少し立ち止まって見直してみることで、納得のいく形が見つかりやすくなります。

 

現地調査と物件状態の確認

建物の状態をしっかり把握することは、工事内容を決めるうえで欠かせません。たとえば、床下や天井裏に傷みがある場合、それに合わせて工事の規模や内容を調整する必要があります。現地調査の際には、見た目ではわかりにくい部分まで含めて確認してもらうと安心です。当社では、見積作成時に住まいの状態を無料で確認する機会を設けており、ご希望があれば物件の内覧時に同行することも可能です。

 

将来を見据えた暮らしのイメージづくり

目の前の不便さを解消するだけでなく、これから先の生活も見据えて考えることが大切です。たとえば、お子さんの独立やご自身の体調の変化など、暮らし方は時間とともに変わっていきます。そうした変化に対応しやすい住まいにするには、どんな空間が必要かを整理しておくと、リフォームの方向性がはっきりしてきます。

 

見積や提案内容を丁寧に比較する

複数の業者から見積を取り寄せた場合、それぞれに金額や工事内容の違いがあります。金額だけで決めるのではなく、どの部分にどれだけの費用がかかっているのか、なぜその工事が必要なのかを確認しながら内容を見比べることが大切です。説明が不明瞭な点があれば遠慮せずに質問し、納得したうえで進めることが、後悔のないリフォームにつながります。

 

 

ハウジングアソシエイツのスケルトン・全面改装の特長

住まい全体を見直す工事では、図面通りに形を変えるだけでなく、暮らしに寄り添った工夫が欠かせません。構造や設備の更新に加えて、日々の動きや生活リズムに合わせた工事内容を提案できるかどうかが、仕上がりの満足度に影響します。

 

住む人の暮らしに合わせたトータル設計

まず初めに行うのが、暮らし方や日常の動線を丁寧に聞き取ることです。広さや設備の配置だけでは判断しきれない細かなご要望まで確認し、それに沿った設計を心がけています。例えば、家事の流れを考えた収納の配置や、過ごす時間の長い空間を心地よく感じられるような間取りの工夫なども行っています。

 

中古住宅購入時からの相談対応

住宅を購入する段階からリフォームの内容を含めて考えられるよう、早めの段階でのご相談にも対応しています。物件の内覧に同行し、現場の状態を確認しながら、実際にどのような工事が必要かをその場でお伝えすることが可能です。また、購入と改修の計画を一緒に進めることで、無駄のない工事内容を考えやすくなります。

 

地域密着ならではの柔軟な対応力

長年にわたり仙台市を中心としたエリアで施工を行ってきたため、土地の特性や建物の特徴を踏まえた対応ができます。問い合わせから工事完了まで一貫して関わる体制としているため、伝達のズレが生じにくく、小さな調整や追加のご希望にもすばやく対応できる点が強みです。細やかなやりとりを重ねながら、納得のいく形に仕上げていくよう心がけています。

 

 

まとめ

住まいの使いにくさを感じたとき、目に見える部分だけでなく、間取りや設備の配置そのものを見直すことで、暮らしやすさが大きく変わることがあります。とくに、築年数が経った住宅や、家族の生活スタイルが変わったタイミングでは、より柔軟な対応が必要になることもあります。

スケルトンリフォームでは、内装や設備をすべて解体し、構造だけを残して新たにつくり直すため、断熱・耐震性能の向上や水まわりの更新など、根本的な部分から住まいを整えることができます。一方で、全面改装は、現在の構造を活かしつつ間取りや設備を見直したい場合に向いており、工期や費用を抑えやすい面もあります。

ハウジングアソシエイツでは、仙台市を中心に、地域の気候や住まいの特徴を踏まえたリフォームを行っています。中古住宅購入時からのご相談にも対応しており、物件選びと改修計画をあわせて進めることが可能です。現地の状況を見ながら、無理のない計画づくりをお手伝いしています。

まずはお気軽にご相談ください。


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